老朽化マンションはどうリノベーションする？

マンションリノベーションでは水回りのリフォームが最優先されるべき！

リノベーションをすると、古い家も新築に近い仕上がりを得ることができます。
大掛かりな工事になるものの、家の建て替えよりは費用も安く抑えることができますし、工期も短くなるというメリットがあります。
リノベーションでどこを優先にするかは、人により違いがあります。
優先したい場所やお金をかける場所も決めておきたいところですが、特に水回りは最優先したいところです。
水回りといえば、まず毎日調理をするキッチンがあげられますし、お風呂もリラックスには欠かすことができない場所です。
それから、洗面所やトイレも毎日使うところだからこそ、快適に使えることが大事です。
最近は、より清掃性の良い設備も増えており、キッチンの油汚れなどもより簡単に落とせるようになっています。
さらに、トイレなども最新のものは節水性にも優れているので水道代を安く抑えられるメリットもあります。
水を使う場所は常に湿っているので劣化も進みやすい傾向にあります。
木材などが傷んでいる可能性も高いので、悪い部分もしっかりと直しておきましょう。

リノベーション時に排管交換もお願いするメリットとは？

リノベーションやリフォームをお願いする場合、排管交換は必須ではありませんが余力がある場合は、一緒にやってもらった方が大きいメリットが大きいです。
原因は排管の材質にあり、おおよその平均ですが30年前後位の物件の場合、必ずそうとは限りませんが、材質が金属や銅を使用している事が少なからずあります。
当時は法律上、それでも問題が無かったのですが、これらの材質は錆による経年劣化が発生しやすいというデメリットを持っています。
その点を考慮した場合、今現在は問題無くともリノベーションを機会に新型の「架橋ポリエチレン管」もしくは「ポリブデン管」といったポリ管の類に変えておいた方が長持ちの度合いがだいぶ変わります。
（※メンテナンスのしやすさという点もあり） 耐食に耐寒、耐熱と耐久性という4点が鉄管と銅管よりもずっと高いですので、漏水問題等で悩んでいる場合は特にお勧め出来ます。
床がダメな場合は、排管を天井に通すスケルトン工法等も昨今ではメジャーになっていますので、例えばコンクリの中に排管が埋まってしまっている様な場合でも検討の余地があります。