老朽化マンションはどうリノベーションする？

マンションリノベーションではフルリフォームで資産価値をアップできる

お住まいのマンションの資産価値をアップしたいオーナーに利用されているのが、リノベーションによるフルリフォームです。
不動産の査定額を決定するポイントは様々ですが、特に重要視されるのが綺麗さや清潔感になります。
生活感のある物件ほど価値は低くなり、少ないほど査定額も上昇する傾向が知られています。
対策となるフルリノベーションのポイントが、壁紙の張替えやキッチン・バスルーム・トイレなどの水回り、リビングです。
壁紙を張り替えただけでも室内の雰囲気が見違えますしトイレをウォシュレットにしたり、バスルームをトイレ別あるいは、水垢や黒カビのあるユニットバス全体を取り替えるのも効果があります。
またキッチンだとIH式への変更jやディスポーザーの採用、食洗機内蔵型なども多くなっており、特に女性への訴求力を高められます。
2LDKの場合は壁を撤去（補強されていない内装壁の場合）して1LDKにすれば、開放感あるスペースになります。
マンションリノベーションを通じて資産価値アップを目指す際は綺麗で清潔感があり、水回りが充実していて最新式、かつ広いリビングを検討しておくと良いでしょう。

中古物件のリノベーションは売却の前後、どちらにするべきか

最近では中古住宅を購入してリノベーションして、理想のマイホームを手に入れるというニーズが高まりを見せています。
新築住宅を購入することを想定すれば、リーズナブルですむことができて中古住宅では間取りや延べ床面積などでも余裕を持っていることが多いからです。
とはいえ中古住宅を売却する立場からすると、リノベーションをしてから売るか、それともとりあえず売ってしまうのか、どちらを選択するべきなのか問題になるところです。
一般的に住宅は20年も経過すれば、土地以外の財産的価値はほとんどなくなるといわれています。
少しでも高値で売りたいというのであれば、リノベーションを済ませて資産価値をあげておくという選択肢には合理性があります。
しかし必ずしも買い手が見つかるとは限らないだけでなく、施工内容が購入希望者のニーズとずれていれば結局買い手が付かないまま終わってしまうリスクも存在します。
そのためとりあえず原状で中古住宅は売却して、リノベーションは買主の判断に委ねるというのが一般的です。